HOLLYLAND LARK M2とM1の違いを比較レビュー!

HOLLYLANDの超便利な2.4GHz帯の小型ワイヤレスマイクLARKシリーズに新モデルのM2が登場!

LARK M1よりもさらに使い勝手と音質、ノイズキャンセリング性能がアップしています。

ゆーふぃる

重さなんと9g!発売時点で業界最軽量のワイヤレスマイクです。
マグネット対応で装着も超簡単!

2個それぞれのレベル調整などはできないので、業務用としてがっつり使うというよりは

YoutubeやVlogなど、ライトな撮影をする際のお手軽ワイヤレスマイクが欲しい方には本当におすすめです!

M2になって進化したポイント
  • マイクがより小型軽量に
  • ボタン型でマグネットなので付ける服装を問わない
  • アタッチメントでクリップにも変えられる
  • 小型になったのにバッテリー性能が向上
  • 音質、ノイズキャンセリングの質も向上
  • ワイヤレス送信範囲も40m→60mに拡大
  • 見通しの場合は200m→300mへ拡大
  • 受信機のダイヤルでレベル調整が可能に
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HOLLYLAND LARK M2
総合評価
( 5 )
メリット
  • マイクがマグネットで装着可能に
  • 円形になってより目立たない
  • ケースから出すだけで簡単ペアリング
  • ケースに入れるだけで充電もされる
  • 前モデルより小型化しているのに音質アップ
  • 3.5mmジャックのついたカメラ用と、さらに受信機がコンパクトなUSB-C/Lightning用を選べる
デメリット
  • マイク2個を個別にレベル調整はできない
  • 風防を付けると向きが分からなくなる
  • ノイズキャンセリングの強度はアプリを繋がないと設定が変えられない
  • キャリングケースが袋に変更

前モデルのLARK M1はこちら

著者の紹介
  • テレビ局で働くプロ照明マン歴10年以上
  • スタジオでのバラエティや商品撮影、ロケ、ドラマなどの照明を担当
  • 所有カメラはSONY α7ⅲ、FX30
  • 私物のライトや撮影機材もどんどん増えてる
ゆーふぃる

ゆーふぃる

読んで分からないポイントは、お気軽にコメントやお問合せからご連絡ください!

目次

LARK M2レビュー!スペックと内容物

文字通り手のひらサイズの超小型ワイヤレスマイク。

重さもなんとわずか9gでマグネット対応で、どんな服でも簡単に取り付けられる様になりました

ゆーふぃる

ケーブルも何もなしで、ボタンサイズのマイクが簡単に取り付けられて使い勝手は文句なしです…!

こちらの動画でも簡単に紹介してみましたので、よろしければご覧ください!

YouTube
LARK M2とLARK M1を室内で録音テスト比較!サイズも使い勝手も音質もノイキャンも進化してました! HOLLYLANDから新発売されたLARK M1の後継機、LARK M2。ボタンサイズで9gとさらにコンパクトになったのに、音質はLARK MAX並みに進化してて凄すぎます。ノイズキャンセリン...

LARK M1はスティック型でしたが、LARK M2はボタン型になったことでよりコンパクトで目立ちにくくなりました。

左がLARK M1(旧モデル)、右がLARK M2(新モデル)

LARK M2のスペック

HOLLYLAND LARK M2LARK M1(旧モデル)
マイク感度-37 dBV ± 2dB@1KHz、94dB SPL記載なし
マイク極性無指向性無指向性
周波数20 Hz-20 kHz20Hz〜20KHz
最大音圧レベル115dB SPL110dB SPL
ビット深度/サンプルレート24ビット / 48 kHz16ビット / 48 kHz
ワイヤレス伝送2.4 GHz適応型周波数ホッピング(AFH)2.4GHz 適応型周波数ホッピング
送信範囲モバイル版 LOSで最大300m/NLOSで最大60m
カメラ版 LOSで最大300m/NLOSで最大40m
LOSで最大200m/NLOSで最大40m

バッテリー電圧
TX: 3.87V
カメラバージョンRX:3.87V
モバイル版充電ケース:3.8V
カメラ版充電ケース:3.8V
記載なし

バッテリー容量
TX: 97 mAh
カメラバージョンRX: 145 mAh
モバイル版充電ケース:750 mAh
カメラ版充電ケース:1950 mAh
TX:140mAh
RX:200mAh
充電ケース:1400mAh

動作時間
TX 約10時間
カメラ版RX: 約9時間
モバイル版充電ケース > 2台のTXを同時に2回充電可能
カメラ版充電ケース > TXとRXを同時に3回充電可能
TX:8H
RX:8H
充電ケース:最大 2 回充電

充電時間
TX: 約1.5時間
カメラ版RX: 約1.5時間
モバイル版充電ケース <1.5時間
カメラバージョン充電ケース < 2時間未満
TX:1.5時間
RX:1.5時間
充電ケース:1.5時間
ノイズキャンセリングありあり


外径寸法
TX: 約 D26mm x 9.9mm
モバイル版RX: 約40mm x 16.5mm x 9mm
カメラ版RX: 約40mm×25.7mm×20.5mm
モバイル版充電ケース: 約75.8mm×49.8mm×35mm
カメラ用充電ケース: 約86mm x 54mm x 39mm
TX:48×21.5×10 mm
RX:48.3×27.6×11 mm
充電ケース:83x60x30 mm


重量
TX: 約9g
モバイル版RX: 約6g
カメラ版RX: 約14.8g
モバイル版充電ケース 約65.6g
カメラバージョン充電ケース 約111g
TX:11.8g
RX:17.5g
充電ケース:80g

価格
カメラ版 ¥24,970
Lightning版 ¥23,650
Type-C版 ¥22,110
コンボ(フル)版 ¥28,380
カメラ版(M1)
¥21,800
モバイル版(C1)
¥29,700

LARK M2には3.5mmジャックの付いているカメラ版と、Lightning/Type-Cのモバイル版の2種類があります。

カメラ版

カメラ版は3.5mmジャックとUSB-Cの両方が付いているので、カメラやスマホなどどちらでも使用できます。

Lightning/Type-C版

Lightning/Type-C版は受信機がさらにコンパクトになっていて、受信機から直接端子が出ています。

HOLLYLAND公式ページより引用

スマホなどにそのまま挿せば使えるので、スマホのみでカメラなどで使わない方はこちらのほうが使いやすいでしょう。

ゆーふぃる

カメラ版とモバイル版の両方の受信機がセットになったものが「コンボ」となります

内容物

  • 充電ケース&受信機×1、マイク(送信機)×2
  • 風防(モフモフ)×2
  • クリップ×2
  • ネックレス×2
  • 3.5mmジャックケーブル(TRS-TRS)
  • USB-A to C(充電用ケーブル)
  • USB-C to C
  • USB-C to Lightning

受信機、送信機

左の四角いものがカメラなどに繋ぐ受信機、ボタン型の小さい方がマイク(送信機)です。

ケース自体が充電器となっていて、ワイヤレスイヤホンのように収納するだけで送信機も受信機も充電されます。

ゆーふぃる

ケースがフル充電されていてれば、ケーブルを繋がなくても受信機と送信機が2回充電することができます

ケース自体を充電する場合はケース裏側のUSB-Cで充電します。

ケーブルは付属しますが、ACアダプターは付属しないので自身で用意する必要があります。

フル充電状態でマイクが10時間、送信機が9時間持ちますし、撮影の間にケースに戻せば充電もされるので、かなりの長時間撮影でない場合はバッテリーの心配はあまりないかと思います。

キャリングケース

キャリングケースはLARK M1はセミハードケースだったのですが、M2は袋になってしまいました。

左がLARK M1、右がLARK M2

袋は2層に分かれていて、内容物は全部入る様にはなっています。

ゆーふぃる

これは正直M1のケースの方がよかったですね…

LARK M2の使い方

さきほど紹介した動画でも簡単に説明していますが、使い方はシンプルで超簡単。

ケースから出すだけで自動的にペアリングされるので、カメラやスマホに受信機を繋ぐだけで特に難しい作業もなく使えます。

インジケーターが点滅→点灯になればペアリングされています。

カメラで使用するなら付属の3.5mmジャックのケーブルで接続します。

送信機のクリップがシューの部分にハマるサイズなのですが、M1よりも若干分厚くなっている?のか少し入れづらくなってました…

マイクの取り付け

ボタン型のマイク(送信機)の裏側はM2になってマグネット対応となりました。

ゆーふぃる

LARK M1はクリップのみでしたが、マグネットに対応したことで取り付けられる服の種類が増えました!

クリップだとTシャツなどには付けづらかったですが、マグネットなので場所問わず簡単に取り付けられます。

ゆーふぃる

上位機種のLARK MAXなどもマグネット対応ですが、マイク自体がもう少し大きいので重さで服がよれてしまう場合もあるそうです。
LARK M2は現時点で業界最軽量の9gなのでその辺りも心配ありません。

しかもマグネットも強力で、そこそこ分厚い服でもしっかりホールド、ぶんぶん振っても取れないので物理的に当たったりしない限りはなかなか取れなさそうです。

マイク部分は側面にあります。

LARK M1はこのようにクリップでしか取り付けられませんでした。

クリップ

マグネットのアタッチメントを付け替えればクリップにも対応。

ただマイクとクリップのみだと、滑りやすくクルクルまわってしまう(マイクの向きが変わってしまう)ので、もとのマグネットを1枚挟むほうが安定しそうです。

ネックレス

クリップやマグネットのほか、ネックレスのように使うことも可能です。

風防

風防、いわゆるモフモフは送信機にすっぽり被せるタイプとなります。

風防をかぶせると向きが分からなくなってしまうので、事前に上下を確認してから付けるのが良さそうです。

もしくは裏側に目印を付けておいても良いかもしれません。

ステッカーでロゴも隠せる

ボタン型で目立ちにくいLARK M2ですが、ロゴが気になってしまう場合は付属のステッカーを貼ることで隠すことも可能です。

ステレオモード、モノラルモード

受信機側の側面の「M」ボタンを押すことでステレオ、モノラルを切り替えることができます。

受信機のダイヤルを回すとある程度のレベル調整が可能で、その下のインジケーターが

青ならステレオモード、緑ならモノラルモードとなります。

ステレオモードの場合、カメラで撮影するとそれぞれ2個のマイクがLR(1ch,2ch)に振り分けられて録音されます。

その場合はLRどちらか片方からしか音が出ないので、Davinciならオーディオエフェクトのステレオフィクサーでモノラルにするなどの処理をすれば両側から聴こえる様になります。

ゆーふぃる

2個マイクがありますがまとめてのレベル調整しかできず、個別で細かくレベル調整などはできません

あくまで手軽に使えるワイヤレスマイク、という位置付けなのでがっつり業務でインタビュー撮影などというよりは

Youtube用の動画やVlogなど、ライトな撮影に向いているマイクとなります。

LARK M2とM1の音質とノイズキャンセリング比較

マイク側の側面の黄色いボタンを押すと、ノイズキャンセリング機能のオン、オフができます。

マイク側と受信機側の上部のインジケーターが青ならノイズキャンセリングオフ、緑ならノイズキャンセリングオンとなります。

ゆーふぃる

前モデルLARK M1のノイズキャンセリングは、若干高音域が潰された様な機械的な違和感がありましたが、M2になってより自然な声になっているうえにノイズ除去の性能もあがっていました!

さきほど紹介したこちらの動画の02:50~あたりから、LARK M1とM2の室内での録音テストとノイズキャンセリングON/OFFを比べているので、ぜひ聞き比べてみてください!

YouTube
LARK M2とLARK M1を室内で録音テスト比較!サイズも使い勝手も音質もノイキャンも進化してました! HOLLYLANDから新発売されたLARK M1の後継機、LARK M2。ボタンサイズで9gとさらにコンパクトになったのに、音質はLARK MAX並みに進化してて凄すぎます。ノイズキャンセリン...

室内のエアコンのすぐそばで録音して比べてみましたが、素人目にもすぐ分かるほど音に違いがありました。

ゆーふぃる

正直ここまで違いがあるとは良い意味で予想外でした

特にノイズキャンセリングの質はかなり向上しています。

M1よりも声も自然ですし、エアコンのノイズ除去具合も良い感じですね。

アプリ「LARK Sound」

またLARK Soundというアプリに接続すると、ノイズキャンセリングの強弱を切り替えることができます。

付属のUSB C to Lightningなどでスマホと接続してからLARK Soundのアプリを立ち上げます。

Noise CancellationをStorong→Weakに切り替えるとノイズキャンセリングを弱めに設定できます。

声に違和感が出て嫌だけどある程度ノイズ除去したい、という場合はWeakに設定すると良いかもしれません。

ゆーふぃる

LARK M1はこのアプリに繋がないとレベル調整ができませんでしたが、M2になって受信機で調整できるようになったのは嬉しいですね

LARK M1とM2の比較レビューまとめ

HOLLYLAND LARK M2
総合評価
( 5 )
メリット
  • マイクがマグネットで装着可能に
  • 円形になってより目立たない
  • ケースから出すだけで簡単ペアリング
  • ケースに入れるだけで充電もされる
  • 前モデルより小型化しているのに音質アップ
  • 3.5mmジャックのついたカメラ用と、さらに受信機がコンパクトなUSB-C/Lightning用を選べる
デメリット
  • マイク2個を個別にレベル調整はできない
  • 風防を付けると向きが分からなくなる
  • ノイズキャンセリングの強度はアプリを繋がないと設定が変えられない
  • キャリングケースが袋に変更
M2になって進化したポイント
  • マイクがより小型軽量に
  • ボタン型でマグネットなので付ける服装を問わない
  • アタッチメントでクリップにも変えられる
  • 小型になったのにバッテリー性能が向上
  • 音質、ノイズキャンセリングの質も向上
  • ワイヤレス送信範囲も40m→60mに拡大
  • 見通しの場合は200m→300mへ拡大
  • 受信機のダイヤルでレベル調整が可能に

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