Ulanziの120W RGB Vマウントライトをレビュー!

UlanziからVマウントに対応した120Wのバイカラー/フルカラーの2モデルと

200Wのバイカラーモデルのライトが発売されました。

ライトのおしりにVマウントを付けてコンパクトに運用できます。

ゆーふぃる

そしてUlanziのライトがついに調光アプリに対応!

スマホのアプリを接続してワイヤレスで調整ができます。

離れた位置や、スタンドを高くしてもライトの側まで行って調整しなくて良いので、作業効率が格段にあがります

最近のライトはアプリ対応しているものがかなり増えてきている中、

やっとUlanziからも『Ulanzi Connect』というアプリがリリースされました。

さらにクイックリリースタイプの60cm/80cmのソフトボックスも新しく発売。

ゆーふぃる

こちらのVマウントビデオライトとセットで使用するのもオススメです

今回はUlanziさんに120WのVマウントビデオライトRGBモデルとUlanziのVマウントバッテリー、

ソフトボックス2種をご提供いただいたので、使用感やライトを使用した写真を交えながらレビューします。

この記事はアフィリエイト広告を含みます。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

ブログ「ライガジェ!」ではCookieを利用したアフィリエイトリンクを使用することで収入を得ています。

Cookieを無効にすることでデータ収集を無効にすることもできますし、Cookieは個人を特定するものではございません

また誇大広告にならないよう表現には注意し、私の感じたデメリットなどもしっかりお伝えすることを心がけております。

ブログを運営するための経費やモチベーションに繋がりますので、ご理解いただければ幸いです。

Ulanzi 120W Vマウントビデオライト
総合評価
( 4 )
メリット
  • Vマウントバッテリー使用でコンパクトかつパワフル
  • 専用アプリに対応してワイヤレス調整が可能
  • ボーエンズマウントに対応
デメリット
  • RGBモデルは素子の並びがやや特殊
  • DC電源プラグやバッテリーは別売りだが、どちらか必須
  • リフレクターなどのアクセサリーが付属しない
  • キャリーケースが付属しない
ゆーふぃる

Vマウントを既に持っている人におすすめです

著者の紹介
  • テレビ局で働くプロ照明マン歴10年以上
  • スタジオでのバラエティや商品撮影、ロケ、ドラマなどの照明を担当
  • 所有カメラはSONY α7ⅲ、FX30
  • 私物のライトや撮影機材もどんどん増えてる
ゆーふぃる

ゆーふぃる

読んで分からないポイントは、お気軽にコメントやお問合せからご連絡ください!

目次

Ulanzi 120W Vマウントビデオライトのレビュー

まずは簡単にスペックから

スクロールできます
項目120W バイカラーモデル120W RGBモデル
CCT2700K-6500K2700K-6500K
HSI×⚪︎
エフェクト6種類20種類
光源COBランプビーズCOBランプビーズ
CRI>95>95
寸法121×121×156mm121×121×156mm
重量973g1150g
アプリ制御距離最大30m最大30m
電源14.8V Vマウント
/DC丸型コネクタ
14.8V Vマウント
/DC丸型コネクタ
対応バッテリー14.8V >130W14.8V >130W
価格ライトのみ ¥17,999
DCアダプター付き ¥24,998
ライトのみ ¥29,999
DCアダプター付き ¥36,998

Ulanzi公式サイトで購入すると30日間は返品無料で、1年間の保証も付いてきますし、割引クーポンなども発行されていたりします。

ゆーふぃる

公式サイトの購入時に「電源アダプター : JP Plug」を不要にすると
DC電源アダプターが付属しないので、
Vマウントバッテリーがないと使用できないためご注意ください。

基本的にはVマウントバッテリーでの使用が前提として作られたモデルのようで、

ライトの本体に直接バッテリーを挿してコンパクトに使用することができます。

Vマウントは99Whクラスのものであれば50分程度持ちます。

ちなみにUlanziからも99WhのコンパクトなVマウントバッテリーが販売されています。

540gの片手に収まるサイズで、バッテリー残量や使用可能な残時間をディスプレイで表示してくれるので非常に便利です。

充電もUSB-Cで出来るのがありがたいですね。

DタップとUSB-A出力、USB-Cの入出力端子も付いているので、モニターなどのアクセサリーやスマホの充電なども可能です。

ちなみに26000mAhと表示されていますが、14.8VではなくUSB-Outの3.7Vで計算されているのでご注意ください。

99Whで14.8Vの場合は6689mAhと、一般的な99WhのVマウントバッテリーと同じくらいの容量ですね。

ゆーふぃる

ただこちらのVマウントの場合、RGBモデルはフルパワーにすると「OP」と表示されてしまいます

メーカーさんに問い合わせるとスペック表としては同じですが、RGBモデルはバイカラーモデルより若干消費電力が高いらしく「90%くらいでの使用を推奨します」とのことでした。

出力に余裕のないものだと落ちたりする場合もあるかもしれないので、

フルパワーで使いたい場合はなるべく高出力のVマウントバッテリーを使うほうが良いでしょう。

UlanziのVマウントも最大14A(アンペア)とされているので余裕はありそうなのですが、90%程度での使用をおすすめします。

ゆーふぃる

出力がオーバー気味だときちんと表示してくれるのは安心ですね

120W VマウントライトRGBモデルを詳しくチェック

キャリーケースなどは付属しておらず

DCアダプターも付けていなければ内容物はこれだけ。

リフレクターも付属しておらず、LED素子の保護カバーが付いています。

こちらはボーエンズマウントになっているので、汎用アクセサリーが使用できます。

使用する際はここのピンを引きながらクルッと回せばOKです。

☜ここ      

RGBモデルの素子の並びは少し独特になっています。

RGBの素子が中心に

2700Kと6500Kのバイカラー素子が外側にリング状に配置されています。

CCTモードで使うと素子がリング状なので、影が2重になってにじんでしまいます…

ゆーふぃる

これが個人的にちょっと惜しいポイント

こんな感じのシャープな影を出したい場合なんかには使いづらいです。

ソフトボックスなどのモディファイアを使ったり、壁反射やディフューザー越しなどで使う分には全く問題ないので、

そういった用途としてのライトと考えておいた方が良さそうです。

今回新しく発売されたUlanziの60cm / 80cmのクイックリリースソフトボックスと併せて使うのも非常におすすめです。

ゆーふぃる

組み立てがややこしかったソフトボックスでしたが、最近はこうしたクイックリリースタイプもかなり増えてきています

ボーエンズマウントのアダプター部分をパチンと倒すだけで素早く組み立て、バラシができます。

詳しくはこちらでレビューしていますので、ぜひ併せてご覧ください。

ゆーふぃる

バイカラーモデルの場合は以下のように2700Kと6500Kの素子が縦ジマ状の配置なのでもう少しマシかもしれません。
RGBが必要ないならバイカラーモデルの方が同じW数でも光量が強いので、バイカラーモデルもおすすめです。

Ulanzi公式サイトより引用

120W RGBモデルの明るさ

2700Kと4000Kと5600Kと6500Kの4パターンを2mの距離で、うちにある露出計で測定してみました。

あくまで狭い自宅での測定ですので、参考程度にしていただければ幸いです。

Ulanziのライトがアプリ調光に対応

最近のLEDライトは標準搭載に近くなってきたアプリ調光ですが、Ulanziもついに対応してくれました。

こちらのUlanzi Connectというアプリです。

App Store Ulanzi Connect より引用

シンプルなUIとなっていて、接続は非常にスムーズでした。

ライトの電源を入れておけば、「+」からAdd Deviceの画面で追加できます。

CCTやHSI、エフェクトなど画面を切り替えてワイヤレスで調整が可能です。

ただエフェクトの細かい調整はアプリでも出来ないようですね。

まだアプリがリリースされてまもないこともありますし、これからバージョンアップで洗練されていくことを期待しています。

Ulanzi 120W RGB Vマウントビデオライトを使って撮影してみた

Ulanzi 120W RGB Vマウントライトを使ってデスクを撮影してみました。

このように反射にしたりソフトボックスを使うと、素子の配列のクセは全然気にならないですね。

少し大きめですが、今回一緒にご提供いただいたUlanziの80cmのソフトボックスだと

深めなのでかなり光も柔らかくいい感じです。

詳しくはこちら

ファンはうるさいというほどでもないですが、カメラの近くで使うと少し気になるかもしれません。

ライトのすぐ真横でアプリ測定だとこれくらいです。

こちらは自宅のキッチンで真っ暗な状態でVマウントライトを壁に反射させただけで撮影しています。

Ulanzi 120W RGB Vマウントビデオライトのレビューまとめ

Ulanzi 120W Vマウントビデオライト
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • Vマウントバッテリー使用でコンパクトかつパワフル
  • 専用アプリに対応してワイヤレス調整が可能
  • ボーエンズマウントに対応
デメリット
  • RGBモデルは素子の並びがやや特殊
  • DC電源プラグやバッテリーは別売りだが、どちらか必須
  • リフレクターなどのアクセサリーが付属しない
  • キャリーケースが付属しない
スクロールできます
項目120W バイカラーモデル120W RGBモデル
CCT2700K-6500K2700K-6500K
HSI×⚪︎
エフェクト6種類20種類
光源COBランプビーズCOBランプビーズ
CRI>95>95
寸法121×121×156mm121×121×156mm
重量973g1150g
アプリ制御距離最大30m最大30m
電源14.8V Vマウント
/DC丸型コネクタ
14.8V Vマウント
/DC丸型コネクタ
対応バッテリー14.8V >130W14.8V >130W
価格ライトのみ ¥17,999
DCアダプター付き ¥24,998
ライトのみ ¥29,999
DCアダプター付き ¥36,998

公式サイトからの購入なら返品や1年間の保証なども付いていますし、頻繁にクーポンやセールなどもあるのでぜひチェックしてみてください。

Vマウントをライトに直接挿して使用できるので、コンパクトで機動力がありますし

本体充電や特殊なバッテリーなどではないので、Vマウントを持っているなら汎用性が高いのが良いですね。

カメラや他のライトを既にVマウントで運用していて複数持っている方におすすめです。

逆にVマウントを持っていない方は、ライトのみで購入するとDCプラグも別売りで付属していないので注意が必要です。

ゆーふぃる

こちらのクイックリリースソフトボックスもぜひチェックしてみてください

このブログではテレビ局でプロの照明マンとして働く私が

普段の写真や動画撮影で使えるライティングテクニックを解説している他

おすすめカメラやレンズ、照明機材やガジェット類の紹介をしています。

撮影テクニック カテゴリー
ガジェット カテゴリー
ゆーふぃる

SNSもフォローお願いします!

一眼で撮った写真をアップ

Instagram

ブログ更新のお知らせ等

Twitter

ブログをピンにしています

Pinterest

ライティング解説動画をアップしています。チャンネル登録お願いします!

ゆーふぃる

ご覧頂きありがとうございました!

Home
Top
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次