ずっと気になっていた左手デバイス「TourBox NEO」をついに購入し、実際にしばらく使ってみました。
まずは動画編集で使ってみましたが、少し触っただけで「これは買ってよかった」と確信しました!
Adobe Premier Proで動画編集をしているのですが、とにかくノブ、ダイヤル系の使い勝手が抜群!
くるくるっと回すだけで再生ヘッドを移動させ、ボタンでツールを切り替えてサクサク編集できます。
キーボードの複雑な組み合わせのショートカットを押す手間がなくなるので、作業効率が爆上がりです。
動画編集だけでなく、LightroomやPhotoshopなどの画像編集も、ボタンで触りたい項目を呼び出してノブやダイヤルでブラシやパラメーターを調整できるので
ほとんどの作業をTourBox NEOだけで完結させられます。
ブラシの調整
パラメーターの調整
微妙にやりにくいマウスでのスライダー操作がスムーズになり、超快適です!
右手はトラックボールマウス、左手にTourBoxでほぼ腕を動かさず、指先のみで作業ができるので無駄な動きを省略する事ができます。
長時間の作業でも疲れにくくなりますよ!
Adobe製品だけでなく、Final Cut ProやClip Studioなど色んな編集ソフトに対応しているので
動画編集者、イラストレーター、フォトグラファーなどクリエイティブな作業をする方にとってもおすすめです。
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動画/画像編集向けコントローラー「TourBox NEO」開封レビュー
印象としては商品画像で見るよりもやや小さめで、手のひらにフィットする丁度良いサイズ感です。
この形状はガジェット好きの心を揺さぶられますね…!
左手デバイス「TourBox NEO」の特徴
ポイント
- 動画や画像編集の作業を効率化させるためのコントローラー
- 基本的にはマウスやペンタブと併用する「左手デバイス」
- ショートカットやマクロを好きなように登録できるボタンや十字キー
- ブラシやパラメーターのスライダー調整がノブやダイヤルで超スムーズ
- ビルトイン機能でキーボードショートカットでは再現できない操作の割り当てもできる
- 連携設定をしておけば、各ソフトを立ち上げるだけで自動的にそのソフトに対応したプリセットに切り替わる
- Adobe製品、Affinity Photo、Luminar AI、Clip Studio、Final Cut Pro、Davinch Resolve…etc 多くの編集ソフトに対応
- Windows(7以降)、Mac(OS 10.10以降)どちらにも対応
- PCとの接続はUSB-Cによる有線
- スマホ、タブレットには対応していない
LightroomやPhotoshopなどは初めから基本操作が割り当てられたプリセットが存在し、それをベースにカスタマイズすることもできます。
また、各ソフトのプリセットを公式サイトからダウンロードすることも可能です。
TourBox NEOの外箱/内容物
外箱は黒で、思ったよりもコンパクト。
早速開封して中身を確認していきましょう。
内容物 一覧
- TourBox NEO本体
- USB-A to C ケーブル
- キャリーバッグ
- クロス
- 説明書
TourBox NEO本体の外観、重量
本体は手のひらにフィットする丁度良いサイズ感で、重量も370gと安定感があります。
PCとの接続はUSB-Cです。
付属のケーブルはUSB-A to C。
自分はMacBookを使っているので、別で用意したUSB-Cケーブルを使用しています。
裏側には滑り止めが付いていて、触っていてもズレたりせず安定しています。
TourBox NEOのスペック
サイズ | 116 × 101 × 44mm |
重量 | 370g |
作動電圧 | 5V |
対応システム | Windows(7以降)、Mac(OS10.10以降) ※スマホ、タブレットは非対応 |
ボタン数 | ボタン×11、ホイール×1、ダイヤル×1、ノブ×1 |
絶妙に押しやすい配置にあるボタンが11個と、ホイール、ダイヤル、ノブを押し込んでクリックも含めると14個。
更にボタンの同時押しやダブルクリックも合わせると、最大42個のショートカットを割り当てられます。
またショートカットコマンドだけでなく、コマンドを複数回実行させる「マクロ」を作って割り当てることもできます。
例えばPhotoshopで下のマクロを組んでみます。
クイック選択ツール(W)→カーソル位置で左クリック→クイックマスクモード切り替え(Q)
このマクロを組むことで、切り抜きたい被写体にカーソルを合わせてワンクリックで自動選択してクイックマスクモードに切り替えられます。
よく使う動作を組んでおけば時短になります
動画編集の作業効率を上げるコントローラー TourBox NEOの使い方
実際に触ってみて特に向いているなと思ったのが動画編集。
とてもスムーズに、サクサク編集することができます。
Adobe Premier ProでTourbox NEOを使ってみる
僕の使っているボタン割り当てはこちら。
複数ボタンの割り当ても含めるともう少しあります。
ノブで再生ヘッドを動かし、ノブを押し込むと再生。
トールボタンで編集点を追加してショートボタンでリップル削除。
十字キーの左右でイン点とアウト点を打てます。
とにかくノブ、ダイヤル系が使いやすくて感動です
実際にPremier Proで使用しているシーンを撮影してみたので、ぜひご覧ください↓
画像編集の作業効率を上げるコントローラー TourBox NEOの使い方
TourBox NEOは動画だけでなく、画像編集の際も便利に使うことができます。
LightroomでTourBox NEOを使ってみる
「Lightroom CC」はビルトイン機能が対応していないので注意が必要です。
キーボードショートカットの割り当てには反応するので、ツールの切り替えなどには使用できますが、
TourBoxを最大限活かすには「Lightroom Classic」の使用がおすすめです。
ポイント
Lightroom CCはクラウド型でPC、タブレット、スマホで連携して作業ができます。
一方Lightroom ClassicはPCのみに対応していますが、機能面では充実しています。
2つの違いに関しては「iPadでレタッチのススメ」の記事をご覧ください。
Lightroomで使っているボタン割り当てはこんな感じ
ボタンで各項目を選択して、ノブでスライダーの操作が出来るので超快適です。
PhotoshopでTourBox NEOを使ってみる
Photoshopではブラシの調整やツールの切り替えなどに使うのが便利です。
ツールを左手で次々と変えて、ブラシの調整もダイヤルやノブで出来るので、効率的にサクサク編集できます。
TourBox NEOの設定
設定方法自体は簡単で、割り当てたいボタンを押すとコマンド一覧が出てくるので選ぶだけ。
実際にキーボードショートカットを押すことで検索もできますし、一覧になければ自分で登録することも可能です。
同じソフトでも複数のプリセットを作ってカット編集時のプリセット、カラー編集時のプリセットをボタン一つで切り替えて使うことも可能です。
両手じゃないと押せないキーボードショートカットもワンボタンに!
PremierだけでなくFinal Cut ProやDavinch Resolveなどでも使用できます。
作ったユーザープリセットはインポートやエクスポートも可能で、公式サイトにアップロードされているものもあります。
ただ、残念ながら日本語のものは少なかったです。
しかし結局ボタン配置などを覚えなければいけないので、手間はかかりますが自分で作った方が使いやすいと思います。
また、ガイド表示をボタンに割り当てておけば、いつでもサッと確認ができるのが便利です。
動画編集向けのコントローラーTourBox NEOのメリットとデメリット
編集ソフト以外にもSafariやChrome等のショートカットを組むこともできますが、それだけのために買うのはあまりオススメできません。
しかし、動画や画像編集、イラスト作成などのクリエイティブな作業が多い人は作業効率がグンと上がり快適になるので、本当におすすめです。
TourBox NEOのデメリット(惜しい点)
デメリットは上でまとめた通り、設定関係のわずらわしさです。
設定して使いこなすまでに時間がかかる
一度設定してボタン配置を覚えてしまえば、効率的に作業を進めることができます。
しかし各ソフトの設定にはそれなりに時間がかかります。
プリセットも配布されていますが、結局自分でカスタマイズした方が使いやすいですし、ボタンの配置も覚えられるので
面倒ですが自分で設定することをオススメします。
ガイド表示でサッと割り当ての確認もできるので、よく使うものを覚えるだけでも十分です
指紋や脂が目立つ
艶消しのマットなブラックなのですが、使っていると指紋や脂が付いてしまい、まぁまぁ目立ちます。
使い終わったらウェットティッシュやクロスで拭いてもいいかもしれません。
付属のクロスでもいいですが、エレコムの静電気抑制クロスが埃も付きにくく、汚れもよく取れるのでおすすめ!
TourBox NEOのメリット(良い点)
最初の設定は時間がかかりますが、一度設定してしまえば恩恵はかなり大きいです。
一度使うとTourBox NEO無しでの作業は考えられなくなるほど便利です。
編集作業の効率が上がり、疲れにくい
複雑なキーボードショートカットも簡単に使えますし、キーボードショートカットでは再現できない機能もあります。
無駄な手の動きも減るので、長時間の作業も疲れにくくなるのもメリットです。
とにかく快適に作業ができるので、効率アップで時短にもなります。
オートスイッチの連携が便利
色んなソフトで並行作業しても、オートスイッチ設定をしていれば、ソフトを切り替えるだけでTourBoxのプリセットも連携して切り替わります。
これがとっても便利!
Lightroomで編集した画像をPhotoshopで更に追い込む時も、ソフトを立ち上げるだけで一瞬でプリセットが変更されるので、Tourbox側で切り替える必要はありません。
また同じソフトで複数のプリセットを作っていても、「プリセット切り替え」ボタンを割り当てておけば簡単に切り替えられます。
新型のTourBox Eliteがクラウドファンディング受付中
TourBox Elite:クリエイターの究極Bluetoothコントローラーが現在CAMPFIREでクラウドファンディング受付中です。
なんと2台まで接続切り替え可能なBluetooth対応となっており、TourBox Neoの有線接続というデメリットを克服しています。
各パーツやチップもグレードアップしており、よりスムーズな作業が可能となっているようです。
10日で4000万円突破というすごいスピードで支援されており、クラウドファンディングの特性上、早く申し込むほど割引額が多くなります。
今なら35%オフで新型TourBox Eliteが手に入りますよ!
TourBox Elite:クリエイターの究極BluetoothコントローラーをCAMPFIREで確認
画像・動画編集を効率化するコントローラーTourBox NEOのレビューまとめ
編集作業の効率化を測りたい人には心からおすすめします。
サイズ感や重量も手のひらにフィットして安定感があり、ノブやダイヤル、ホイールも使いやすいです。
少なくとも僕は編集スピードがかなり上がったので、本当に買ってよかったと思っています。
今から買うならTourBox Elite:クリエイターの究極Bluetoothコントローラーも是非チェックしておきましょう!
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