撮影機材管理アプリおすすめ5選|日本で使える個人・チーム向けを比較

日本で使える撮影機材管理アプリ5選とExcelインポート比較

撮影機材管理アプリは、何を管理したいかで選ぶものが変わります。カメラやレンズの購入金額・売却履歴を残すアプリと、撮影案件ごとの持ち出し・回収を確認するアプリ、制作会社の共有在庫を予約するシステムは、似ているようで役割が別です。

先に結論を書くと、所有機材と費用を記録するならGearHubやCameraAsset、通信なしで写真機材の台帳を持つならGearGrove、出発前の数量・充電・カード状態を確認するならShotCheckPro、既存のExcel機材表を取り込み、案件ごとの積み込み・回収までつなげるならMochidasu Gearが候補になります。

目的別の選び方
  • 購入・売却・メンテナンス費用を残す:GearHub
  • 機材入れ替えの実質コストを比べる:CameraAsset
  • クラウドへ預けず、写真機材を台帳化する:GearGrove
  • 出発前の数量・充電・カード状態を確認する:ShotCheckPro
  • 既存Excelを取り込み、案件の持ち出し・回収まで管理する:Mochidasu Gear

この記事は、比較対象に含まれるMochidasu Gearを開発・運営するLGV Labが作成しています。自社サービスを無条件に1位とはせず、2026年9月2日に日本のApp Storeまたは国内向け公式ページで確認できた情報をもとに、用途が合う条件と注意点を分けました。日本語表示と日本語サポートは別に確認し、分からない項目は「確認できず」と記載しています。料金や機能は変わるため、導入前にリンク先の最新情報も確認してください。

目次

撮影機材管理アプリは、4つの目的から選ぶ

所有機材と資産情報を記録する

カメラ機材の管理アプリを探していて、「どのカメラを持っているか」に加えて、購入日、購入金額、売却額、メンテナンス費用、シリアル番号などを残したい場合は、資産台帳型が合います。

機材の買い替えや保険資料の作成が主目的なら、案件管理やチーム予約の多さより、入力できる資産項目、CSV・PDF出力、端末内保存の範囲を確認します。

案件ごとの持ち出しと回収を管理する

撮影前に必要な機材を選び、出発時の積み込みと撤収時の回収を確認したい場合は、案件チェック型が必要です。

単なる所有機材一覧ではなく、日付と場所を持つ案件、持ち出す数量、行き・帰りを分けたチェック、故障中の機材への警告、過去案件の複製があるかを見ます。

チームの共有在庫と予約を管理する

複数人が同じ機材を使う制作会社では、個人用の台帳だけでは足りません。共有機材の予約可能数、別案件との重複、権限、故障報告、入出庫や倉庫作業まで、必要な範囲を先に決めます。

小規模クルーの現場チェックと、会社の固定資産・倉庫管理では適する製品が違います。ユーザー数だけでなく、QR・バーコード、会計上の固定資産、入出庫まで必要なら、撮影専用アプリとは別に国内の備品管理システムも比較します。

既存のExcel機材表から移行する

すでにExcelで機材表を作っている場合、アプリへ全件を手入力する必要があるか、元の表を取り込めるかで導入負担が大きく変わります。

確認したいのは、Excelインポート(.xlsx直接取り込み)に対応するか、CSVへの変換が必要か、列名と並び順を既定形式へ作り直す必要があるか、登録前に内容をプレビューできるかです。複数人で使う場合は、誰が正式な台帳へ取り込めるかも確認します。

撮影機材管理アプリ5選の比較表

「—」は、2026年9月2日時点の公式ページで該当機能を確認できなかった項目です。機能が存在しないと断定するものではありません。

基本機能の比較

アプリ管理の中心案件・キット持ち出し確認回収確認共有・予約
Mochidasu Gear機材台帳と撮影案件案件行きチェック帰りチェックTeamで対応
ShotCheckPro出発前の数量・充電・カード構成出発前チェック
GearHub所有機材・費用・メンテナンスセットリスト
CameraAsset実質コスト・機材入れ替え
GearGrove写真機材・保証・貸出記録キットクラウド共有なし

データ移行と日本での利用条件

アプリExcel・CSVオフライン日本語・問い合わせ対応環境確認できた料金
Mochidasu GearExcel直接取込、CSV入出力初回同期済み案件日本語・国内問い合わせWeb/iPhone/Android/PCFree ¥0、Pro ¥500/月、Team ¥2,980/月〜
ShotCheckPro完全対応日本語・国内メール窓口iPhone(iOS 18以上)機材登録・構成1つまで無料、追加構成は買い切り(価格要確認)
GearHub日本語・国内企業iPhone/iPad無料
CameraAssetCSVバックアップ・復元完全対応日本語マニュアルあり。ストア言語欄は英語iPhone/iPad無料
GearGroveProでCSV入出力完全対応日本語UI・日本App Store配信iPhone/iPad基本無料、Pro ¥1,500買い切り

Excel(.xlsx)の機材表を直接取り込めることを公式情報で確認できたのは、今回の5候補ではMochidasu Gearでした。すでにExcelで管理している人は、この違いも移行時に確認してください。

比較表でまず見る3つのポイント
  • 忘れ物対策が目的なら「持ち出し確認」と「回収確認」
  • 所有機材の整理が目的なら「管理の中心」
  • 複数人で使うなら「共有・予約」と「対応環境」

撮影機材管理アプリおすすめ5選

ここからは順位ではなく、向いている目的ごとに紹介します。

Mochidasu Gear:案件ごとの持ち出し・回収を確認したい人向け

Mochidasu Gearは、機材台帳から撮影案件を作り、出発前の「行き」と撤収時の「帰り」を別々にチェックするWebアプリです。

カメラ・レンズ・照明・録音などの機材を登録し、案件ごとに持ち出す物と数量を選びます。NG機材と同日程の重複を警告し、前回案件を複製して次の準備へ使えます。初回同期済みの通常案件なら、電波のない現場でもチェックを続けられます。

いまExcelやCSVで機材を管理している場合は、そのファイルから始められます。取り込み前に、どの列を機材名や数量として使うかを画面で確認できるため、元の表を大きく作り直す必要はありません。内容を確認してから登録でき、元ファイル自体はサーバーへ送られません。

Freeは機材・案件・チェックを件数制限なしで利用できます。Proは月額500円で、機材写真、資産ボード、稼働分析、PDF・ロゴ入り出力、案件単位のゲスト招待などを追加します。

Mochidasu Gearが向いている人
  • ワンオペや少人数で、撮影前後の忘れ物を減らしたい
  • 所有機材一覧と、実際に持ち出す案件をつなげたい
  • PCで準備し、現場ではiPhoneやAndroidを使いたい
  • 既存のExcel・CSV機材表から、手入力せずに始めたい

気をつけたい点

  • 購入・売却の損益計算を主目的にしたアプリではない
  • QR・バーコードによる倉庫入出庫には対応していない
  • 複数人で共有在庫を予約する場合はTeamプランが必要

操作の流れは機材リストアプリとしてのMochidasu Gearの使い方で画面付きで確認できます。

ShotCheckPro:出発前の数量・充電・カード状態を確認したい人向け

ShotCheckProは、広島・福山の写真・映像制作会社である株式会社アルシオンが、自社の撮影業務向けに開発したiPhoneアプリです。

登録した機材から現場ごとの「構成」を作り、数量・充電・カードの状態を出発前に確認できます。積み込んだ数量の残数がゼロになると出発可能と表示され、過去の構成も複製できます。アカウント、広告、データ収集なしの完全オフライン動作です。

機材登録は無料・無制限で、構成1つまで無料。2つ目以降は買い切りです。買い切り価格は公開情報から確認できなかったため、App Storeで最新価格を確認してください。

ShotCheckProが向いている人
  • 出発前の積み込みを、数量がゼロになるまで確認したい
  • バッテリー充電とカードのフォーマット状態も一緒に見たい
  • アカウントやクラウド同期を使わず、1台のiPhoneで完結したい

気をつけたい点

  • iOS 18以上のiPhoneが必要
  • 帰りの回収チェック、複数端末同期、チーム在庫予約は公式情報で確認できなかった
  • 構成を2つ以上保存する場合は買い切りが必要

GearHub:購入・売却・メンテナンス費用をまとめたい人向け

GearHubは、カメラや楽器などの所有機材を記録するiPhone・iPad向けアプリです。

機材写真、購入金額・購入日・購入場所、保有中・売却済みの状態を残せます。購入・売却・メンテナンス費用をまとめて記録し、購入総額、売却損益、メンテナンスを含む総コストを確認できる点が特徴です。イベントごとのセットリストも作成できます。

GearHubが向いている人
  • 所有機材の購入額と売却履歴をまとめたい
  • 修理・調整の履歴と費用を機材ごとに残したい
  • iPhoneやiPadで資産台帳を作りたい

気をつけたい点

  • Android対応、オフライン動作、複数ユーザー共有は公式情報で確認できなかった
  • 撮影現場の行き・帰りを分けたチェックは公式情報で確認できなかった

CameraAsset:機材の実質コストと入れ替えを考えたい人向け

CameraAssetは、撮影機材の購入金額と売却予想額から、所有中の実質コストを確認できるアプリです。

ボディ、レンズ、テレコン、アクセサリーなどを登録し、月・日・分単位のコストを確認できます。レンズの焦点距離カバー範囲を見たり、売却候補と購入候補を入れ替えた場合の構成を試したりできるため、機材整理と買い替え判断に向きます。

公式マニュアルでは、データは端末内へ保存され、外部通信を行わず、完全オフラインで利用できると案内されています。CSVによるバックアップと復元にも対応しています。日本語の公式マニュアルはありますが、日本App Storeの言語欄は英語表記のため、最新の表示言語はダウンロード前に確認してください。

CameraAssetが向いている人
  • 機材を所有する実質コストを数字で見たい
  • レンズ構成の重複や不足を整理したい
  • クラウドへデータを送らずに管理したい

気をつけたい点

  • 案件ごとの持ち出し・回収やチーム共同編集は公式情報で確認できなかった
  • iPhone・iPad版は確認できたが、Android版のストア情報は公開前に再確認したい

GearGrove:通信なしで写真機材台帳を持ちたい人向け

GearGroveは、カメラ、レンズ、ストロボ、アクセサリーを端末内で管理するiPhone・iPad向けアプリです。

基本機能では機材を登録し、購入履歴や売却済みの状態を残せます。Proでは保証、資産価値、状態、貸出、ウィッシュリスト、キット、CSVなどを利用できます。ログインやクラウド同期なしで完全オフライン動作すると案内されています。

GearGroveが向いている人
  • 写真機材の詳細な台帳を通信なしで持ちたい
  • シリアル番号、保証、保険評価額、貸出記録を残したい
  • クラウド同期を使わないことを優先したい

気をつけたい点

  • 貸出記録はあるが、複数メンバーが同じ在庫を共同予約する仕組みではない
  • Proは日本App Storeで1,500円の買い切り

ほかの候補:Camera Shelf

Camera Shelfは、機材台帳、撮影別キット、重量・保険価額、レシート、メンテナンス、PDFレポートを扱うiPhone・iPad向けアプリです。日本語に対応し、Premiumは日本App Storeで3,000円の買い切りです。

5選では、撮影前チェックという異なる用途を持つShotCheckProを優先しました。撮影別キットや保険用PDFを重視する場合は、GearGroveとCamera Shelfを比較してください。

目的別に選ぶならどれが合う?

個人の所有機材を記録したい

購入額、売却額、修理費用まで追うならGearHub。機材入れ替え時の実質コストやレンズ構成を見たいならCameraAsset。クラウドへ預けず、シリアルや保証、貸出記録まで残すならGearGroveが候補です。

撮影案件ごとの積み忘れ・置き忘れを減らしたい

所有機材の記録だけでなく、既存のExcel機材表を取り込み、案件を作って「行き」と「帰り」を別々に確認したい場合はMochidasu Gearが合います。

アプリを使う前に紙やスプレッドシートで運用を試したい場合は、無料の撮影機材チェックリストも用意しています。

小規模な撮影チームで共有台帳と予約を使いたい

Mochidasu Gear Teamは、共有機材プール、案件ごとの予約、同日程の重複防止、NG報告の承認、オーナー・管理者・メンバーの権限に対応します。

5名まで月額2,980円、15名まで5,980円、30名まで9,800円で、いずれもカード登録なしの1か月無料体験があります。案件単位のゲストは常設メンバー数に含みません。

Excelから共有管理へ移す判断項目は、映像制作会社の機材管理をExcelから移行する手順にまとめています。

出発前の積み込みだけを端末内で確認したい

ShotCheckProは、数量、バッテリー充電、カードのフォーマット状態を出発前に確認できます。1台のiPhoneで完全オフライン運用を優先するなら候補です。帰りの回収や複数端末・チーム予約まで必要ならMochidasu Gearと役割が分かれます。

会社としてQR・バーコードの入出庫、固定資産、棚卸し、会計連携まで必要なら、今回の撮影機材アプリ5選とは別に、日本国内の備品管理システムを比較してください。

導入前に確認したい5項目

  1. 管理の単位:所有機材だけか、撮影案件や予約まで含めるか
  2. 利用人数:個人、案件単位のゲスト、常設チームのどれか
  3. 現場の通信:圏外で必要な操作と、事前同期の条件
  4. 必要な記録:購入額、シリアル、修理、行き・帰り、入出庫のどこまでか
  5. 移行と退会:Excel・CSVの取り込み、書き出し、データ削除ができるか

機能数が多いものを選ぶより、今困っている作業をひとつ決めた方が比較しやすくなります。個人なら1〜3案件、チームなら実際の2〜5名で試し、入力が続くか、現場で迷わないかを確認してください。

よくある質問

撮影機材管理アプリは無料で使えますか?

無料で始められるアプリはあります。Mochidasu Gear、GearHub、CameraAsset、GearGroveは、確認時点で無料または基本無料です。ただし、資産分析、PDF、貸出、チーム共有などは有料機能に分かれる場合があります。無料かどうかだけでなく、必要な機能がどのプランに含まれるかを確認してください。

個人の撮影機材管理にはどのアプリが向いていますか?

購入・売却・修理費用の記録ならGearHub、実質コストと機材入れ替えの検討ならCameraAsset、端末内で完結する写真機材台帳ならGearGrove、案件ごとの持ち出し・回収まで管理するならMochidasu Gearが向いています。

チームで撮影機材を共有・予約できるアプリはありますか?

小規模な撮影チームで共有台帳、予約、権限、現場チェックをつなげるならMochidasu Gear Teamが候補です。QR・バーコードによる倉庫入出庫や会計上の固定資産管理まで必要な会社は、撮影専用アプリではなく国内の備品管理システムも比較してください。

Excelの撮影機材リストから移行できますか?

Mochidasu GearはExcel(.xlsx)、CSV、TSVの機材リストを、内容をプレビューしてから取り込めます。CameraAssetやGearGroveはCSVのバックアップ・復元または出力に対応しますが、取り込める形式と項目は製品ごとに違います。元ファイルを残し、少量のデータで試してから本格移行してください。

まとめ

撮影機材管理アプリは、所有資産、撮影案件、チーム在庫のどこを管理するかで選びます。

  • 購入・売却・メンテナンス費用:GearHub
  • 実質コストと機材入れ替え:CameraAsset
  • オフラインの写真機材台帳:GearGrove
  • 出発前の数量・充電・カード確認:ShotCheckPro
  • 案件ごとの持ち出し・回収:Mochidasu Gear

まず、いま使っている機材を数点だけ登録し、次の1案件で試してください。管理項目が多いことより、準備と現場で無理なく使い続けられることの方が大切です。

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