NEEWERのフルードヘッド付き一脚を使用させていただけることになったので、
しばらく使用してみた感想を書いていきます。

- 一脚と三脚の間くらいの使用感
- パーツを外せば完全な一脚にも、脚付きの一脚にもなる
- 三脚よりも高さ調整が速い
- フルードヘッド付きで操作しやすい
- 脚付きなので普通の一脚よりも安定する
- 高さ調節の幅が広い
- 当然だが三脚より安定感はない
- 屋外でカメラから離れて自撮りなどするのは少し怖い
- パンやチルトなどのワークはやや揺れてしまう
- トルク、カウンターバランス調整ができない

機動力は重視したいけど、安定性もそこそこあってたまにちょっとした動画も撮りたい、という方におすすめです

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運動会や発表会、旅行先などである程度安定してビデオも撮りたいけど、三脚では周囲の邪魔になってしまうような場合にはとてもおすすめです。
また三脚に比べ高さ調整が素早くおこなえるので、機動力を重視するような場面では一脚のほうが便利です。
私はあまりしないのですが、望遠レンズをつけて野鳥撮影なんかする場合もフルードヘッド雲台が最近では主流とのこと。
ただ動画の中でがっつりパン、チルトのようなワークを求める場合は、フルードヘッド雲台が付いているとはいえ
あくまで一脚なので安定性にはやや欠けるため、どうしても揺れてしまいスムーズなワークは難しいです。

試しにこの一脚を使ってワークを入れた動画を撮ってみました
上手な人が使えばもっと揺れは抑えられるかもしれませんが…
NEEWER プロカメラ一脚 GM76のレビュー


NEEWERの一脚GM76はケース付きの脚付き一脚です。
一脚自体はフルードヘッド雲台、一脚、脚の部分に分かれています。







パーツを分けて三脚部分や一脚部分だけでも使うことができるので、幅が広がりますね


スペック
NEEWER プロカメラ一脚 GM76 | |
---|---|
長さ | 63cm〜179cm |
重量 | 1.9kg |
耐荷重(ペイロード) | 6kg |
素材 | アルミニウム合金 |


長さは63cm〜179cmとかなり大きい伸縮幅となっています。

たださすがに最大まで伸ばすと不安定…
特に屋外だと伸ばして立てたままカメラから離れるのはちょっと怖くてできません。
基本的には一脚なので、そういった場合は素直に三脚を使った方が安全です。
ぐらぐらしてすぐ倒れてしまうというほどでは決してないのですが、素早いワークなどは揺れが生じてしまいます。
しっかり片手で支えつつ、ゆっくりしたワークなら使えるかなといったところですね。
でも持ち運びは短く、必要な時はここまで伸ばせるというのはすごいですね。
一脚としてスチル目的での使用であれば安定性に関しては問題ないと思います。
各パーツ詳細
雲台、ポール、脚部分をそれぞれ見ていきます。
フルードヘッド雲台




フルード式のビデオ雲台とつけ外し可能なパン棒(操作棒)がついています。





クイックリリースプレートは横のネジをゆるめて、スライドボタンをスライドさせると簡単に取り外せます。
プレートには1/4インチネジと3/8インチネジの両方が付いているので、幅広いカメラに対応しています。
またManfrotto標準のクイックリリースプレートと互換性があるので、我が家にあったRonin用のアルカスイスクランプ付きのプレートと交換してみました。
プレートをつけるときは斜めに入れてカチャッっと押し込み、ネジでロックすればOKです。









雲台に水準器がついているのも便利ですね。

パン棒も長く使いやすいのですが、トルク、カウンターバランスの調整ができないのが惜しいところ…
フルードヘッド式の雲台はトルクやカウンターバランスの調整ができるものがありますが、こちらはそれらしきものが見当たらず…
結構がきつく跳ね返るので、ロックネジの締め具合で調整するしかありません。
一脚ポール部分


一脚のポール部分はロックをはね上げると解除され、伸縮することができます。

高さの調整が三脚だと3本伸ばして調整する必要がありますが、一脚は高さ調整が1本で済むため素早くセッティングできます

ストラップもついているので、一脚単体の持ち運びにも便利です。
脚部分



脚の部分は赤いロックレバーを引きながら角度を調整し、2段階でロックがかかります。





ポール部分の赤いロックを上にあげ、脚のネジをゆるめるとポールの角度を変えることができます。
地面が平らではない場所にたてるときは、これで水平を調整することができます。


こんな感じのエセジブアップのようなワークに使ったりも
こんな感じのワークもできたりします
使い方次第でいろいろできそうですが、やはりどうしても少し揺れてしまいますね。
ただこうしたワークは普通の三脚ではできないので、こういったタイプの脚付き一脚ならではかと思います。
NEEWER プロカメラ一脚 GM76のメリット、デメリット
メリット
使い勝手としては本当に三脚と一脚のあいだ、といった感じ。
三脚ほどの安定感はないですが、一脚の機動力を残しつつも脚で自立できますし、雲台がついていることで操作性も良く簡単な動画なら撮ることができます。
一脚の用途としては、望遠レンズを使用する際にブレを抑えるという目的で使う方が多いです。
スポーツ写真や野鳥撮影などで使われている方が多い印象ですね。
雲台がしっかりしているので、望遠レンズをつけた時も取り回しが良く安定します。
また三脚は高さ調整をする際3本の脚を調節する必要がありますが、一脚なので高さ調整は1本で済みスムーズです。
三脚にくらべ場所を取らない


我が家のように狭い環境で使用する際は、三脚だと脚を広げるとかなり幅をとりますが、一脚だと非常にコンパクト。
屋内で風のない状況であれば、ある程度高くして使っても大丈夫そうです。


設置の幅を考えると、街中や運動会、発表会や結婚式などで邪魔になりづらく非常に使いやすいです
登山の場合は、杖代わりに一脚を使う方もいるみたいですね。
デメリット
脚があるとはいえ、当然ですが三脚ほどの安定感はありません。
旅行中に自撮りをするためにカメラから離れて自撮りなどするのは、高くして使用するのはあまりおすすめできません。
また軸が1本なので、フルードヘッド雲台がついていてもやはりワークすると揺れが生じてしまいます。
がっつり動画用にと考えている方は、素直に良い三脚を買う方が良いです。
既に普通の三脚を所持している場合は、雲台だけ取り外して他の三脚に使用し、一脚として使用するというのもアリかもしれません。
NEEWER プロカメラ一脚GM76がおすすめな人

- 一脚と三脚の間くらいの使用感
- パーツを外せば完全な一脚にも、脚付きの一脚にもなる
- 三脚よりも高さ調整が速い
- フルードヘッド付きで操作しやすい
- 脚付きなので普通の一脚よりも安定する
- 高さ調節の幅が広い
- 当然だが三脚より安定感はない
- 屋外でカメラから離れて自撮りなどするのは少し怖い
- パンやチルトなどのワークはやや揺れてしまう
- トルク、カウンターバランス調整ができない

またNEEWER製品は公式サイトでも購入することができます。
ちょくちょくセールも行われているので、お得に購入できる場合がありますよ!
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NEEWERのパネルライトもレビューしていますので、こちらもご参考に!

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