手ぶれを軽減し、ヌルヌル動く安定したプロっぽい映像を撮影できるようになる3軸ジンバル。
ジンバルといえばRoninや、DJIのOsmo PocketやOsmo Mobile、Zhiyunなどが有名ですが、
今回紹介するのはガジェット好きにはお馴染みの中国深センで設立された、
hohem(ホーヘム)という会社が出している「iSteady Mobile Plus」です。
hohemのジンバルは完全自社ブランドで、安価ながらもDJIなどと肩を並べるほどのクオリティです。

正直想像よりもかなり良かったです
数年前にスマホジンバルを購入したものの使いづらく結局ほぼ使わなかったことがあったので、
高評価のレビューが多いこの商品も正直なところ半信半疑でしたが、
軽いしめちゃくちゃ使いやすいし1万円ちょいでこれが買えるとは驚きでした。

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Hohem iSteady Mobile Plusのスペック

製品名 | iSteady Mobile Plus |
---|---|
本体サイズ | 30.7 × 11.4 × 10.9 cm |
重量 | 約495g |
ペイロード (取り付け可能デバイス重量) | 280g |
対応スマホサイズ (iPhone/Android) | 幅58~89mm、最大厚さ8.9mm 最大6.5インチ |
対応OS | iOS 9.0以降 / Android 4.5以降 |
稼働範囲 | チルト:320° / ロール:320° / パン:640° |
電源 | 18650 Li-ion充電池 3.7V |
バッテリー | 2,000mAh |
充電時間 | 3.5時間 |
使用可能時間 | 12時間 (使用状況により変動) |
アプリ接続 |

大体のスマホは取り付けOKです
標準のカメラアプリでも使用できますが、専用のアプリ「Hohem Joy」をBluetooth接続して使うことで更にいろんな機能が使える様になります。
- 水平/垂直の回転撮影
- スポーツモード
- 3Dファンタジーモード(パンモーターが360°回転)
- タイムラプス
- トラッキングフェイスモード(顔を自動追跡)
- ズーム機能
- 自動美顔(フィルター)
Hohem iSteady Mobile Plusの開封レビュー!

iSteady Mobile Plusの外箱はこんな感じ。
開封するとセミハードケースが現れます。


ケース付きなのは嬉しいポイントですね

内容物

同封されているのは本体、ミニ三脚、USB-AーUSB-Cケーブルとマニュアルです。
マニュアルも日本語で記載があるので安心してください。
外観

操作部はこんな感じです。
パンチルトのジョイスティックとズーム/フォーカススライダー、モード切り替えボタンと電源/録画ボタンが正面側にあります。

裏面にはスポーツモードやパンチルトロック、センタリングなどに使えるトリガーボタンがあります。

底面には1/4インチネジ穴が空いているので、付属のミニ三脚などをくるくる回して取り付けられます。


組み立てても500g以下と軽量ですし、ジンバルで必要な機能は大体揃っています
充電はUSB-C

側面に充電ポートがあり、カバーを開けるとUSB-AとUSB-C端子があります。

ジンバル本体の充電はUSB-Cを使用し、USB-Aはジンバルからスマホへの充電に使うことができます。

側面にも1/4インチネジ穴があるので、マイクやライトなどのアクセサリーも付けられます
Hohem iSteady Mobile Plusの使用方法

取り付けは超簡単でスマホクランプホルダー部分に挟むだけ。

6.1インチのiPhone11ですが、ケース付きでも問題なくハマりました
スマホを取り付けたら電源/録画ボタンを長押しで電源が入ります。


使用注意事項の動画もご参考に
アプリと接続する
電源を入れた状態で「Hohem Joy」のアプリを立ち上げるとBluetooth接続されます。


アプリでカメラを起動すると色々と設定が可能です。







解像度を4K、もしくはフレームレート60fpsにすると美肌フィルター機能は使えません

オプションの「プロモード」にチェックを入れると、ISO感度、シャッタースピード、ホワイトバランスをマニュアルで設定することができます。
場面に合わせてモードを切り替える
ジンバルのモードボタンを押すことでPF→PTF→L→POVとモードを切り替えることができます。
パンフォロー(PF)モード
PFモードにすると、ジンバルを横軸方向に回転させたときだけ追従します。
メインでよく使うのがこのPFモードかと思います。
パン&チルトフォロー(PTF)モード
PTFモードにすると、横軸と縦軸に動かした時に追従します。
ロック(L)モード
ロックモードにするとカメラの向きを固定することができます。
他のモード時に裏面のトリガーボタンを1回短く押して2回目を長押しすることで、押している間、一時的にロックさせることもできます。
オールフォロー(POV)モード
横軸、縦軸に加え、ななめの回転(ロール)も追従します。
Hohem iSteady Mobile Plusの安定感
スマホ手持ちとiSteady Mobile Plus使用時の違いを比べてみました。
撮影に使用したのはiPhone 11なので最新のスマホなら更に綺麗かと思います。
予想以上に安定しており、急な動きをしなければ非常に安定しています。
手持ち撮影とは雲泥の差ですね。
スポーツモードもありますが、やはり急な方向転換などの速い動きをするとひっかかって少しカクッとなってしまう点は注意です。

英語ですが、スマホジンバルのビギナー向けTIPS動画も参考になります
Hohem iSteady Mobile PlusとX2の違い
今回紹介したiSteady Mobile Plusですが

同じくHohemからiSteady X2というジンバルも出ています。

こちらのX2はパンの可動域がMobile Plusより狭かったり、バッテリーが10時間とやや短いですが折りたたみ式で更にコンパクトになるのが大きなメリットです。
3軸ジンバルの安定性はMobile Plusのほうが優れているそうです。
製品 | Mobile Plus | X2 |
本体サイズ、重量 | 338*147*51mm / 280g | 179*79*39mm / 259g |
可動域 | チルト:320° / ロール:320° / パン:640° | チルト:320° / ロール:320° / パン:320° |
バッテリー駆動時間 | 13時間 | 10時間 |
スマホへの給電 | あり | あり |
トリガーボタン | あり | なし |
AI自動追跡機能 | あり | なし |
購入する | 購入する |

コンパクトさ重視でライトな使い方ならX2、本格的な使い勝手が良ければMobile Plusがおすすめです
Hohem iSteady Mobile Plusレビューのまとめ
ミラーレス一眼用のRonin SC2も持っているんですが、正直重くて使用頻度はそこまで高くありません。

クオリティは間違いなくて気に入ってはいるんですが、やっぱり重いとそれだけで持ち出す頻度が減ります

スマホジンバルなら500g以下と軽いですし、スマホは必ず持ち歩くので使用頻度があがりそうですね。
アプリを使えばわりと本格的に設定できますし、最新のiPhoneならシネマティックモードで更に高いクオリティの動画が撮影できそうです。


秋に出そうなiPhone14にも期待です
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