「機材リスト アプリ」で検索したのに、ヒットするのは倉庫や工場向けの資産管理システムばかり…
そんな経験はありませんか。
映像や写真の現場で欲しいのは、行きの積み込みと帰りの回収をそのままチェックできる、もっとシンプルなアプリのはずです。
自分でも探してみた結果ピンとくるものが見つからず、ないのであれば作ってしまえということで
映像クルーの持ち出し・回収に特化した無料アプリ「Mochidasu Gear」を作成しました!
この記事では登録から現場でのチェックまで、実際の画面つきで使い方を全部見せます。
– 機材登録から案件作成、行き/帰りチェックまでの操作の流れ
– 現場で効くNG機材連動・日程競合警告などの便利機能
– 無料でどこまで使えるか、Proとの正直な線引き
– どんな人に向いていて、どんな人には向いていないか
この記事だけでMochidasu Gearの使い方が一通り分かるようにまとめました。
Mochidasu Gear(モチダスギア)とは
Mochidasu Gear(モチダスギア)は、映像・写真クルーのための機材チェックアプリです。
案件ごとに機材をカート式で選んで、行き(積み込み)と帰り(回収)の2回に分けてチェックできます。
ブラウザですぐ使えてインストールも不要ですが、PWAアプリという形式のためホーム画面に追加するとアプリのような使用感でも使えます。
開発したのは、この記事を書いている僕自身です。
テレビ局で照明の仕事を10年以上していて、機材リストの管理に困っていたのは自分自身でした。
マーケティング目的で企画したプロダクトではありません。
自分の現場のために作ったツールを、同じ悩みを持つ映像クリエイターの方にも公開しているのがMochidasu Gearです。
この記事も、開発者本人がユーザーとして使い方を紹介する内容だとご理解ください。
- 機材の積み忘れ、撤収忘れで現場に迷惑をかけた
- 機材のダブルブッキングで数が足りなかった
- 過去案件で何を使っていたか思い出せない
- 誰かが積んでいるだろうと思っていたら、誰も積んでいなかった
ゆーふぃる実際に私も経験したことのある事態をなるべく簡単に防ぐため、
このアプリを開発しました!
使い方ステップバイステップ
登録から現場でのチェックまで、実際の操作を6ステップに分けて説明します。
ここで紹介する流れが、Mochidasu Gearの基本的な使い方のすべてです。
Mochidasu Gearはブラウザで開くだけで使い始められます。
アプリストアからのインストールは不要ですが、今後のアップデートでアプリ版もリリースするかもしれません。

Mochidasu Gear自体は無料のGoogleログインだけで始められます。
別途メールアドレスの入力やパスワードの作成は不要で、数秒で完了します。
機材データはクラウドに同期され、スマホとPCなど複数の端末で同じデータを見られます。
最初のハードルは機材の登録です。1点ずつ手入力すると聞くと面倒に感じるかもしれません。
ですがMochidasu Gearには、カメラ・レンズ・照明・録音機材などのカテゴリ別テンプレートが用意されています。
そこから必要な機材をまとめて選ぶだけで「メインカメラ」「サブカメラ」など
とりあえず仮の名前で一括登録できます。目安は3分です。

ゆーふぃるとりあえず登録して機材名などはあとからでも自由に編集できます
テンプレートにない機材は、カテゴリと子カテゴリを選んで個別に追加できます。
よく組み合わせる機材のまとまりは「レギュラーセット」として登録しておくと、案件を作るたびに同じ機材を選び直す手間を省けます。

機材の登録が終わったら、案件を作ります。
案件名と日程を入れる1ステップ目、その案件に持っていく機材をカートのように選んでいく2ステップ目、この2ステップだけで完了します。

ネットショッピングのカートに商品を入れる感覚で、登録済みの機材から必要なものをタップして積んでいくイメージです。
案件ごとにゼロからリストを組み直すのではなく、登録済みの機材から選ぶだけなので、入力の手間はほとんどありません。
ゆーふぃるカートに機材を入れていく感覚に慣れると、逆にスプレッドシートには戻れなくなりました
この時点でNG(故障・修理中)になっている機材があると、警告が出たりそもそも数から引いていて予約できないようになっています。
壊れた機材をうっかり頭数に入れてしまう、という事故を防げます。
案件に機材を積んだら、現場に向かう前に「行きチェック」を行います。
案件の中の機材リストを開き、機材バッグに用意したり車に積み込んだものから順にタップしてチェックを入れていくだけです。

Mochidasu Gearの本命はここです。
撮影が終わってバラシに入ったら、同じ案件の「帰りチェック」を開いて、回収した機材を1つずつチェックしていきます。
行きのチェックが帰りに引き継がれることはなく、帰りは帰りで全点をチェックし直す設計です。

暗く、疲れていて、時間に追われている撤収のタイミングでも、大きなボタンを片手でタップするだけで進められます。
電波のない現場でもオフラインで動くので、チェックが完了したらデータは端末に保存され、電波が戻った時点でクラウドに同期されます。
1つの案件のチェックが終わったら、次の現場に進みます。
同じような機材構成の現場が続く場合は、前回の案件をワンタップで複製したりセット化できるので、また最初からリストを組み直す必要はありません。

複製した案件は日程だけ変更すれば、そのまま使えます。
過去の案件は履歴として残るので、「先月あの現場に何を持って行ったか」を後から確認することもできます。
現場で効く便利機能
ステップバイステップの流れ以外にも、現場で効く機能がいくつかあります。
NG機材の連動と残数警告
修理中の機材を「NG」にしておくと、その機材を予約する時、または積もうとした時に警告が出ます。
同じ機材を複数台持っていて一部だけNGにしている場合は、残りの台数を超えて選ぼうとしたときにも知らせてくれます。
同日程の競合警告
同じ日に別の案件でも同じ機材を積もうとすると、ダブルブッキングとして警告が出ます。
ワンオペで複数案件を回している人ほど効く警告です。
またプロダクションなどにおすすめなTeamプランの場合は、オーナーの機材プールからチームメンバーが予約をすることが可能になります。
会社の機材のダブルブッキングを防ぐことができますし、機材の稼働率チェックなどにも役立ちます。
オフライン動作
地下スタジオや電波の弱いロケ地でも、チェック自体はオフラインで進められます。
機材リストの画像・CSV出力
登録した案件の機材リストは、透かし入りの画像やpdfとして書き出せます。
クライアントへの共有や、自分用の控えとして使えます。
無料でどこまで使える?
Mochidasu Gearは無料(Free)と有料(Pro・月500円 / Team 月980円〜)のプランがあります。
機材の登録や行き帰りのチェックという核の部分は、すべてFreeの範囲に入っています。

Free版は件数無制限で、行き帰りのチェックという核の機能はすべて無料です。
Proは月500円で、クライアント提出用のPDF構成書や複数人での案件共有など、仕事として発展させたい人向けの機能が中心です。
ゆーふぃるProの案件共有リンクを使えば、アシスタントやクルーに案件ごとのチェックリストを共有して、誰がチェックして積んだかまで分かるようになります!
14日間の無料トライアルはカード登録不要で試せます。
まずFreeで使い方に慣れてから、必要なタイミングでProに切り替えるだけで十分だと思います。
ゆーふぃる大きな組織の資産管理システムの代わりにはなりません。
あくまで個人〜チームでの映像クルー、小規模プロダクションのための道具です
よくある質問
- 本当に無料で使えますか?
行き/帰りチェック・機材登録・案件作成など核となる機能はすべて無料で、件数の上限もありません。
PDF書き出しやクライアント提出用の構成書、クルーやアシスタントへのチェックリスト共有などクライアントワークを広げたい場合はProプラン、同じ機材プールでチームメンバーが案件予約をしたい場合はTeamプランをおすすめします。
- オフラインで使えますか?
はい。電波のない現場でもチェックはオフラインで進められます。
データはまず端末に保存され、電波が戻ったタイミングでクラウドに自動同期されます。
- iPhoneとAndroid、どちらでも使えますか?
ブラウザで動くアプリなので、iPhone・Androidどちらでも使えます。
PWAというタイプのアプリなので、ホーム画面に追加すれば普通のアプリのように全画面で起動できます。
- データは消えませんか?
機材データはクラウドと端末の両方に保持されます。
端末を機種変更したり紛失したりしても、同じGoogleアカウントでログインすればデータを引き継げます。
電波のない現場でも、過去のリストは端末側のデータでそのまま開けます。
- PC/スマホでも使えますか?
同じGoogleアカウントでログインすればPCでもスマホでもデータを同期させて使用できます。
まとめ
「機材リスト アプリ」を探すと企業向けが多い中、Mochidasu Gearは映像・写真クルーの持ち出し・回収に特化した無料アプリです
機材登録→案件作成→行きチェック→帰りチェック→複製、という一連の流れをブラウザだけで完結できます
無料の範囲で核となる機能はすべて使え、Proはクライアントワークを広げたい人向けのオプションです。
ここまで画面つきで使い方を紹介してきましたが、実際に触ってみないと「自分の現場に合うか」は分かりません。
ゆーふぃる無料のGoogleログインだけで数秒で始められるので、まずは今持っている機材を数点登録するところから始めてみてください。
このブログではテレビ局でプロの照明マンとして働く私が
普段の写真や動画撮影で使えるライティングテクニックを解説している他
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