Dehancer Lightroomの使い方&レビュー

Dehancer Lightroomレビュー

フィルムエミュレーションで簡単に写真や映像をフィルム調に変えられるプラグイン「Dehancer」

写真や映像が一気に印象的に、いわゆるエモい感じになります。

これがほんと想像以上に使いやすくてめちゃくちゃ気に入りました。

フィルム調のフィルターがたくさんあり、好きなものを選んでそこからさらに細かく調整できるようになっています。

Premier ProやDavinci Resolveなどで使える映像用もあるのですが、

今回はAdobe LightroomやPhotoshop、Capture Oneなどで使える「Dehancer Film」をLightroomで使って紹介します。

ゆーふぃる

2週間無料で使えるトライアル版もあるので、ぜひ一度試してみてください

Dehancer公式サイトの「Download & Get FREE Trial」ボタンからトライアル版をダウンロードできます。

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Dehancerを購入する際、【PROMO CODE】の所に以下のプロモーションコードを入力すると10%OFFで購入できます。

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参考:Dehancer公式サイト
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著者の紹介
  • テレビ局で働くプロ照明マン歴10年以上
  • スタジオでのバラエティや商品撮影、ロケ、ドラマなどの照明を担当
  • 所有カメラはSONY α7ⅲ、FX30
  • 私物のライトや撮影機材もどんどん増えてる
ゆーふぃる

ゆーふぃる

読んで分からないポイントは、お気軽にコメントやお問合せからご連絡ください!

この記事はDehancer様よりライセンス提供を受けて執筆したPR記事です

目次

Dehancerとは

Dehancerとは動画、写真の編集ソフトで使えるフィルムシミュレーションのプラグインです。

動画編集ソフト用の「Dehancer Pro」と写真編集ソフト用の「Dehancer Film」またiOS用の「Dehancer Photo & Video Editor」というアプリもあります。

下の写真はLightroomでRAW現像した写真です。

Lightroomのみで編集
LightroomでRAW現像

まずは明るさやベースの色味を調整したあと、Dehancerのプリセット使うと以下のような感じに。

Dehancerで編集
Dehancerでフィルム調に

いろんなフィルムのプリセットをベースに調整したり、自分でフィルムやプリントを選んで各項目を1から調整することもできます。

ゆーふぃる

もちろんRAW現像した写真だけではなく、撮って出しやスマホで撮影した写真でもLightroomに取り込めばなんでも使えます。

これは「Kodak Vison3 500T + 2383」というプリセットを使用してみました。

ゆーふぃる

ここからさらに明るさや色味、フィルムのグレイン感(粒子感)などの調整ができます

私自身はそこまでフィルムに詳しくないのですが、有名どころのフィルムは再現されているのでフィルム調の写真や映像が好きな方には超おすすめです。

私みたいに詳しくない人でも、プリセットから好みのものを選んでそこから調整もできるので、簡単に扱うことができます。

Fujifilmのカメラに搭載されているフィルムシミュレーションを更に細かく調整できるようなイメージですね。

Dehancer Film Lightroom版のインストール

Dehancer Filmの推奨スペック

Dehancerの推奨スペックは以下となります。

Windows版推奨スペック

⚪︎ハードウェア要件

NvidiaまたはAMD GPU搭載PC
OpenCL互換GPU
GPUドライバが正しくインストールされ、最新の状態であること

⚪︎ソフトウェアの互換性

Windows 10 64ビット(正規ライセンスのインストールが必要です)
Adobe Photoshop CC 2019(バージョン20)以降
Adobe Lightroom Classicバージョン10.0以降
外部編集をサポートするCapture Oneの現行バージョン
Affinity Photoの現行バージョン

Dehancerは高度なアルゴリズムを持つ複雑なソフトウェアです。私たちは常にパフォーマンスを向上させていますが、高品質のフィルムシミュレーションをリアルタイムでスムーズに実行するには、依然として最高のハードウェアが必要です。

Mac版推奨スペック

⚪︎ハードウェア要件

2012年半ば以降のApple Macintosh
Metal対応GPUが必要
Apple Silicon M1に最適化されていること(Intel用とM1用の2種類のディストリビューションがインストールパッケージに含まれています)
Intel IrisおよびIntel HD Graphics GPUはサポートされていません。

⚪︎ソフトウェアの互換性

MacOS Mojave 10.14.5以降
Adobe Photoshop CC 2019(バージョン20)以降
Adobe Lightroom Classicバージョン10.0以降
外部編集をサポートする現行バージョンのCapture One

ゆーふぃる

Windows 10と公式サイトの必要条件に書いてありましたが、問い合わせたところWindows 11にも対応しているようですのでご安心ください!

Dehancer Filmのインストール

まずはDehancer公式サイトからDehancer Filmをダウンロードします。

一番下のGet FREE trialを押すとアカウントを作成して、トライアル版のライセンスキーをもらえます。

ダウンロードするとZipファイルの中に、Dehancerのインストーラーとセットアップ方法が書かれたpdfファイルが入っています。

「READ ME!LIGHTROOM SETUP macOS」を開くと英語ですがセットアップ方法が書かれていますので、それに沿ってセットアップします。

ゆーふぃる

Macの場合はintelチップの場合はx86の方を、
M1&M2チップの場合はarm64の方をインストールしましょう。

セットアップマニュアルは英語で書かれていますが、画像がたくさんありますし、

画像に沿ってやっていけば雰囲気でわかるので、そこまで難しくありませんでした。

DehancerをインストールしたらLightroom Classicを立ち上げ、マニュアルに沿って環境設定を行います。

マニュアルは以下のような感じです。

Lightroomの設定をしてDehancerを初めて立ち上げると、ライセンス認証とプリセットなどのダウンロードが必要となります。

ゆーふぃる

こちらも公式のマニュアルの画像の通り進めていけば難しくないので、ここでは詳しく解説しません

Dehancer Film Lightroom Classicでの使い方

まずは普通にLightroom Classicを立ち上げてDehancerで編集したい写真を右クリックします。

ゆーふぃる

明るさやベースの色味などを整えるのは先にLightroomで済ませておくのをおすすめします

「他のツールで編集」→「Dehancer Lightroom Plguginで編集」をクリックします。

「Lightroom調整でコピーを編集」にするとLightroomで調整した状態を引き継いだものをコピーして編集できます。

Dehancerが立ち上がり、写真が表示されます。

Presetsを選ぶ

左側に色々なプリセットがあるので、好みのものを選んでみてください。

クリックするとフィルターが適用されます。

Fuji Eterna Vivid 500 (Exp.2013) + 2383
Kodak Vision3 500T + 2383
ゆーふぃる

一瞬でいい感じのフィルムチックな写真に変わります

明るさやコントラストなどの調整

右側では各項目をスライダーで調整することができて、右側のチェックでOn/Offができます。

SourceやFilm Developer、Film Compression、Expandでそれぞれ明るさやコントラスト、ブラックポイントなどの調整。

明るさ調整

Printを選ぶ

PrintはLinear/Cineon Film Log/Fujifilm 3513 Print Film/Kodak 2383 Print Film/Kodak Endura Glossy Paperから選択できます。

中でもKodak 2383は映画にも使われているようなフィルムで、非常に人気のようです。

カラー調整

Color Headは色味の調整ができます。

Shadows ToneやMidtones Toneなど明るさごとの色味の調整も可能です。

Color Head

フィルム感の調整

Film Grainはざらざらとしたフィルムの粒子感を調整できます。

HalationやBloom、Vignetteでハレーションやブルーム(明るい部分から光が拡がるようなエフェクト)、ビネット(4隅の明るさを明るくしたり暗くしたりするエフェクト)も調整できます。

ゆーふぃる

実際にスライダーを動かしてみると分かりやすいのでいろいろ試してみてください!

プリセットを使わない場合

画面左上のProfiles / Presetsを「Profiles」にすると自分で1から好きなフィルムシミュレーションを選んで調整できます。

プリセットより更に多くのフィルムシミュレーションが入っているので、好きなものを選び明るさや色味、グレインなどを自分で調整しましょう。

書き出し

編集が終わったら右上の「OK」を押すとLightroom側に書き出されます。

明るさなどを調整

Lightroomで編集したものはオリジナルで残り、コピーしてDehancerで編集したものがカタログに追加されています。

ゆーふぃる

直感的に触りやすいUIなので、少しさわればすぐに慣れると思います

Dehancerの価格

スクロールできます
Dehancer FilmDehancer FilmDehancer ProDehancer ProDehancer Pro
使用ソフトLightroom Classic/
Photoshop/
Capture One/
Affinity Photo
Davinci ResolvePremier Pro
After Effects
Final Cut ProDavinci Resolve
永続版199 USD199 USD399 USD399 USD449 USD
1年129 USD129 USD299 USD299 USD299 USD
6ヶ月89 USD89 USD199 USD199 USD199 USD
3ヶ月69 USD69 USD149 USD149 USD149 USD
トライアル版無料無料無料無料無料

Dehancer FilmはLrc / Ps / C1 / Aphは同じライセンスで使用できますが、

Davinci Resolveで使用するには別ライセンスが必要となります。

動画用のDehancer ProはPremier Pro / After EffectsとFinal Cut ProとDavinci Resolveはそれぞれ別のライセンスが必要です。

Davinci Resolveの永続版だけ少し値段が高くなっています。

ゆーふぃる

10%OFFになるライガジェ特別クーポンもありますし、無料トライアルもあるのでぜひ試してみてください

私自身も実際にしばらく使ってみて、かなり気に入ったので手放せなくなってしまいました。

プラグインとしては結構高いのですが、値段に見合う価値があると個人的には思っています。

Dehancer Film Lightroomの使い方&レビューまとめ

おしゃれなフィルムチックな写真に一瞬で変えられるDehancer Film。

フィルム調のフィルターをかけるアプリなども多くありますが、

有名なフィルムのシミュレーションや細かく高品質な調整ができるというのがDehancer Filmのメリットです。

LightroomやPhotoshopなどと連携して使えるというのも良いですね。

映像で使えるDehancer Proもかなりおすすめですので、ぜひトライアルだけでも試してみてください。

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PROMO CODE : YOUFILMS

参考:Dehancer公式サイト
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Adobe製品を安く使うにはこちらの記事を参考にしてみてください!

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